レモン彗星を撮る(2025/11/10)
初めて、彗星の撮影を試みました。
レモン彗星こと、C/2025 A6。
夏の終わりに、今後明るくなっていきそうということで
話題になりましたが、
レモン彗星が見えるタイミングである夕方に
自分が家にいて、
且つ空が快晴という日が
なかなか訪れず、
そわそわした毎日が続きました。

3週間ほどタイミングを伺って、
夕日が沈んだ頃に帰宅した11/10の夕方、
「今日だ!」と気付いて
ChatGPTに撮影可能な時間帯などを聞いて
大急ぎで機材を組み立てました。
iPhoneのコンパスアプリで方角を調べて、
拳で大体の高度を測りましたが、
肉眼では捉えることができず。
フルサイズの一眼レフに150mmのレンズをつけて
撮影を試みましたが、
こちらでも彗星を判別することができませんでした。
(撮影場所は、まあまあ都会の住宅街です。)
急いでSeestar S30(スマート天体望遠鏡)を
組み立てました。
照準をレモン彗星に設定して
数分間待つと…


来た!レモン彗星!
本当にいたんだ。
淡くはあるけれど、
ちゃんと尾が写っていて、
それが彗星らしくて嬉しい。
もう10分、さらに10分…と
時間をかければかけるほど
長い尾を写真に収めることができるのでしょうが、
太陽を追いかけるように
地平線の下へ沈んでいく
レモン彗星の門限は早く、
感動しているうちにタイムリミットとなりました。
天文現象に興味をもち始めてから、
薄々気がついてきた。
「一生に一度の〇〇!」、
似たものがまあまあな頻度で来る。
とはいえ、レモン彗星と会えたのは
これが最初で最後。
次があるならまた1100年後、
その時はきっと宇宙で。
ゆずゆ
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