モノクロフィルム自家現像①
初めてのモノクロフィルム現像体験から
2ヶ月経った2025年8月、
ついに自分での現像に挑戦しました。
(参考:『モノクロフィルムの現像体験をしました』)
夏休み期間中に道具を揃えて、
ガンガンとって
じゃんじゃん現像するぞー!と
意気込んでいたものの、
実際は撮りきったのも
現像できたのも
一本でした。

コントラストが強くなってしまったので、
ちょっと失敗っちゃ失敗。
でも…
自力で現像ができた!
今後は同じ失敗はあんまりしないだろうと思うので、
愛おしい最初の一本となりました。
レシピ
フィルムカメラ
FUJI TW-300II DATE
参考:『フィルムカメラ:FUJI TW-300II DATE』
フィルム
MARIX BLACK&WHITE100 36枚撮り
メルカリで購入しました。
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メルカリ紹介コード:XABFAB
以下、赤で記している箇所は失敗点です。
使用した液
●現像液 kodak HC-110
Dilution B (1+31) 16:484 30℃
●停止液 クエン酸
5:495 30℃
●定着液 ILFORD RAPID FIXER
100:400 30℃
●現像液 Fujifilm ドライウェル
4:496 30℃
※本来は20℃くらいが理想的でした。
時間を短く変えずに高い温度で処理してしまったので、
荒れたような印象の仕上がりとなりました。
ワークフロー
①現像液(6分30秒)
0:00〜1:00 連続撹拌
1:00〜6:00 毎分最初の10秒だけ撹拌
6:00〜6:30 静置
→排液
⸻
②停止液(30秒〜1分)
投入直後10秒撹拌、
残りは静置。
→排液
⸻
③定着液(4分)
0:00〜0:30 連続撹拌
0:30〜4:00 静置
→排液
⸻
④仕上げ液
0:00〜1:00 連続撹拌
→排液、流水ですすぐ、吊るして自然乾燥
※仕上げ液を使用する場合は、本来はすすがない。
水滴後やムラを防ぐ効果が、
すすいだらなくなってしまう。
写真
テンパリながらも、何とか形にできました。
フィルム=お店に出すまで触らない
という認識だったのに、
部屋の中でびよーんと広げていいというのは、
不思議な感じがしました。
フィルムスキャナーで取り込みました。

久留里(くるり)線の旅。
古いカメラを使用しているため、
日付表示が85年となっていますが、
2025年のこととして記録しています。








夏の思い出いろいろ。












最後のメリーゴーランドの写真なんかは、
光の美しさがよく伝わるので、
ハイコントラストも似合っている気がします。
窓際とか真夏の木漏れ日とか、
強い光とそれによって落ちる影のような
シチュエーションでは、
このくらいのガサガサ感も作風になりそうです。
が、まずは基本を押さえたいので、
柔らかさを安定して表現できるように
していきたいです。
終わりに
2023年の夏。
フィルム写真にハマって、
初めての写真展に向けて
とにかくシャッターを切って
フィルムを撮り切っては
意図的に感光させました。


思い出に残したいからフィルムで撮るのか、
フィルムで撮るから
その温度感が色褪せないのか。
これからも、忘れられない思い出のそばに
フィルムカメラがあるといいなと思います。
ゆずゆ







