カメラマン業務受付停止のお知らせ

仰々しいタイトルとなってしまいましたが、

撮る側か撮られる側か分からないことがあるので、

明確にしました。

バセドウ病の治療を始めて3ヶ月経ち、

外に出たり人と会ったりすることができるようになり、

本当にありがたいことにここのところ

知人からの撮影の依頼が立て続けに5件ありました。

こんなにも嬉しいことなのに、

今の私にとってはそれは病気になる前の私への依頼で、

今は半ば他人事のように感じてしまいます。

休息をもらうために理由を説明する

必要はないと思っていますが、

症状の経過を記録として残したいので、

撮影ができなくなった主な理由を

3つ、記しておきます。

①疲れやすい

一時期歩くことに苦労していたことを思えば

だいぶよくなりましたが、

依然として重い荷物が持ち運べません。

家族や友人に持ってもらったり、

スタジオでは楽器をレンタルしたり。

機材を背負って移動する体力が戻るまで、

まだかかりそうです。

②手の関節が痛い

病気になってから二ヶ月後くらいから

出始めた症状で、

手の指の関節に左右対称に痛みがあります。

リウマチの検査をしましたが、

検査でははっきりしませんでした。

内側に握る時に痛みがあったり

力が入らなかったりするので、

1.5kg以上あるカメラを片手で握って

持ち上げていたなんて、

想像するだけで手が泣きそうです。

今は、お箸でご飯を食べる、

ペットボトルの蓋を開ける、

ギターの弦を押さえる、

このあたりのことが加減を調整しながら

なんとかできているという感じです。

包丁でバナナよりかたいものを

切れるようになるまで、

しばらく不便が続きます。

③一眼レフに対する拒否感

体の病気でここまで影響が及ぶとは

考えてもいませんでしたが、

愛用していた一眼レフ本体や

体調が悪い時に最後に使っていたレンズが

視界に入ると、気分が悪くなるように

なってしまいました。

一眼レフのファインダーを覗いた先のことを

思い出したり、

写真家さんが撮った写真を見ていて

「自分が撮ったなら…」と想像したり

してしまった場合も同様です。

病気休職期間中、これまで

撮影したままになっていたデータを

編集して書き出すチャンスかと初めは思いましたが、

当然Lightroomを開けるはずもなく、

最後に無理して行った旅行のデータも

見ることがないままとなりました。

触れたい、見たいと

思えるようになったら、

それが復帰への一歩目の合図だと思っています。

以上が、撮影ができない理由です。

急に体と心が受け付けなくなるという状況に

まだついていけていない自分もいます。

幸いだったのは、フィルムカメラは

(重くなければ)扱えるという点で、

以前ほど出かけたいとか

あれこれ撮りたいとかいう気持ちは

なくなってしまったものの、

完全に写真との縁が切れてしまったわけでは

ないことは救いでした。

仕事はひとまず年末まで休職予定です。

春先くらいに、軽いレンズから

使いたい気持ちになればいいなと

淡い期待をもっています。

回復を急かされることは大きなプレッシャーです。

写真散歩のお誘いは不要です。

行きたいと思えることがあれば、

自分から行きます。

写真用のアカウントの更新があれば、

少し気持ちが前に向いたのだなと

見守っていただけたら嬉しいです。

先の見えない生活が続きます。

またいつか、撮らせてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

動悸がしながら、数ヶ月ぶりに

自分が撮った写真を見た。

私は、自分が撮った写真と

写真を撮っているときの

わくわくしている自分が好きだった。

ゆずゆ